インコのいっちゃん

昭和的子育て

子豚ちゃんのお宅では、何か動物を飼ってる?

YouTubeとか、“ペットと赤ちゃん”関連の動画って、鉄板だわよね。
ずるいわ…。
目に入れても痛くない素材のダブルパンチ。
可愛くないわけないもの。

どちらも可愛いのはもちろんだけど、何よりペットと一緒に成長する子供の姿が良い。
命に対する感性が、生活の中で身につく。

・・・ってことに最近になって気づいたのよ。

娘が小学生だった頃の保護者会の場でね、あるお母さんが、

「我が家では、命の大切さを家族で考える時間を定期的に持っています。」

って、誇らしげに発言されたことがあって、私はおったまげた。

・・・え?(-_-;)
・・・お宅様ではご家族で話し合わないと、命の大切さがお分かりにならないってこと?
・・・ご立派な習慣だけど、本や他人の体験談では想像しかできないんじゃなくって?

これは心の声よ。
そのお母さんの雰囲気に合わせて、ちょっとスネ夫のママ風にしてみたわ。

ケチばっかりつけてる、と思ったそこのあなた。
「正解。」
今思えば、きっとそのお宅にはそういう方法しかなかったんだろうなって。
だから、心の中で悪態をついたことを謝るわ。
そうよね。
色々な家庭の事情があるものね。

そもそも、なんで私がそんなふうに思ったかというと、私は物心ついた時からいつも何かしらのペットと一緒にいた。
父が大の動物好きだったことが原因。

一番古い記憶から呼び覚ましてみるわ。

・・・ハツカネズミ(ご一家)
・・・インコ
・・・ジュウシマツ
・・・金魚
・・・メダカ
・・・四国犬
・・・チャボ
・・・鯉
・・・猫(♂と♀)
・・・ゴールデンレトリバー(♂と♀)
・・・鶏
・・・うずら
・・・ゴールデンハムスター
・・・ホーランドロップイヤー(ウサギ)
・・・ネザーランドドワーフ(ウサギ)
・・・キンクマハムスター

なんか忘れている気もするけど、多分こんなもの。
何度も死んでいくところを見たし、泣きながら庭に埋めたわ…。

中には、私が殺してしまったインコも…。
もちろんわざとじゃないわよ。
あれは、私がまだ可愛かった頃、小学校3年生の冬だった…。

朝ご飯の準備を手伝っていた、しっかり者の私。
なんせ、鼻たれ小僧2人のお姉ちゃんだからね。
私がしっかりするしかなかったのよ。
お味噌汁を運ぶ前に、こたつ板を準備しなきゃ!
重いコタツ板をどうにか運んでコタツに辿り着いた時は、載せるというより落とすという方に近かった。

鼻たれ共とご飯を食べ始めて気が付いた。
起きてすぐ、かごから出してやったインコのいっちゃんがいない。
さっきまでテレビの上で「ぽっぽっぽー♪」って歌ってたのに。
もしかして逃げたのか。
テレビの裏、たんすの隙間、押し入れ、どこを探してもいっちゃんはいない。
そうこうしているうちに、登校の時間になった。
「いっちゃん探しといて~( ノД`)シクシク…」
と泣きながら母に頼み、家を出た。

その日一日、学校でもいっゃんのことが心配で心配で、終わるとすぐに走って帰った。

「ただいまー!ハァ…ハァ…いっちゃんは!?」

テレビの上を指さす母。

そこにはティッシュの塊が…。
まさか…と思いながら、恐る恐るティッシュを広げると…。

平べったくなって動かないいっちゃん。
トムとジェリーで、よくトムがペラペラになるじゃない?
まさにあんな感じ。
でも、私はなぜいっちゃんがこんなことになったのか分からなかった。
…母が口を開くまでは。

「コタツの上で潰れてたよ。」

一瞬で今朝の光景を思い出し、犯人は自分だと知った。
小学3年生にとって、これがどれほどショックな出来事か分かってくれるだろうか…。
いやー、泣いたね。
すごく泣いた。( ノД`)シクシク…
泣いて、謝って、いっちゃんを庭に埋めた。

この出来事は大人になった今でも覚えているくらい衝撃だったんだけど、娘が生まれてからふと気づいたことがある。

「もしかして、わざわざ私に見せることなかったんじゃね?(-_-;)」

 

「見つからなかったから、きっと逃げたんだね。」
「たんすの隙間で死んでたから、埋めてやろうね。」

大好きないっちゃんの死を前にして充分に傷ついてるんだから、それぐらい優しい嘘をついてくれてもよくない?(-_-;)
私が当時の母の立場ならそうする!!!
それを…、あ、あ、あの、アノ・・ばばあ(くそばばあ)、我が子の傷に塩を塗りやがった!!!!!

そういえば、今思い出したけど、このくそばばあにはまだ逸話がある。

庭で母と一緒に草抜きをしていた時のこと。
私の手元の地面がモコモコ動いて、モグラがひょっこり顔を出した。
可愛くて嬉しくて、母に叫んだ。

「お母さーん!!!見て見て!!!モグラ!!!可愛い~♡♡♡」

するとくそばばあ、傍にあったヒバサミを掴むと、マッハでモグラを捕獲。
そして、泣きながら「やめてよ~!!!」と追いかける私に、
「モグラはね、土の中で野菜を食い散らかすからダメ!!!」
と言い放ち、有無を言わさず側溝にジャボン…。

そう、きっと母は野菜の作り手としては正しいことをした。

でもよ!?
なにも娘の目の前で殺すことなくない!?
現実の厳しさを教えたつもりなのかしら…。
母は多分、自分の野菜を守ることしか考えてなかったんだろうけど、私には鬼ばばあにしか見えなかったわ…(-_-;)

というわけで、命を知るというのはきれいごとではないわねぇ~
でも、確実に自分より弱い者の命を大切に思えるようにはなるわよ。
それって、すごくかっこいいことだわ。

さて、インコを殺した過去を持つ女。
凝りもせず、何かしらのペットを飼い続けている。
今一緒にいるのは、ゴールデンレトリバー(♀)とインコ(♂♂)、そしてキンクマハムスター(♂)よ。

もう娘たちは可愛くないから、愛情の全てをペットにそそぐわ。

ペットはいいわ~♡
なんといっても、娘と違って口ごたえしない。
これだけで超可愛い♡

脱走しようとして棒に上ったものの、にっちもさっちもいかなくなった我が家のきんちゃんよ♡

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