くそばばあ

じじばば

“くそばばあ”とは、私の実母のこと。
孫からくそばばあって呼ばれるなんて、すごくない?
親ならいざ知らず、目に入れても痛くないほど可愛いはずの孫から“くそばばあ”よ?
よっぽど愛されてるのね…。

娘が赤ちゃんだった頃、昼間は実家に預けて仕事に行ってたんだけどね。
保育所に行くようになってからも、朝夕は実家でお世話になってたのよ。
なんせ、通ってた保育所が実家から50メートルの距離だったから。
私のおじいちゃんやおばあちゃんが曾孫可愛さで送り迎えをしてくれたり。
でも、メインはやっぱり実母。
私の代わりにおやつの準備はもちろん、私のお迎えを待ってる間の遊び相手もしてくれてた。

2歳くらいの子って、保育所でいろんな知識を吸収する一方で、保育所でのストレスを家で発散したりしない?
やんちゃは定番だけど、走り回ったり、おもちゃを投げたり。
うちの娘もちょうどそんな時期で、保育所から帰ってから私がお迎えに行くまでの2時間が、修羅場だったらしい。

ある日ね、迎えに行くと奥の部屋から実母と娘の声が聞こえてくるから、そーっと隠れて見てたのよ。
当時の娘のストレス発散は、何を言われても「いやぁー!!!!!」と叫んで首を振るという技

実母「おやつ食べる?」
娘 「いやぁー!!!!!」
実母「お母さん迎えに来るまでにおしっこ行っとこうか!」
娘 「いやぁー!!!!!」
実母「じゃあ、絵本読む?」
娘 「いやぁー!!!!!」

こんな感じ。
その日も案の定、巨大な実母と小さな2歳児が戦っていた。

「いやぁー!!!!! いやっ!いやっ!いやっ!いっやぁー!!!!!」
そして頭をヘビメタのように振りまくる。

・・・何があったか知らないが、連続技だな…(-_-;)
・・・おっ、ばばあが反撃に出るか?(;`д´)
・・・ドキドキ…ワクワク…(;’∀’)

巨大なばばあ、仁王立ち。
そして、上から2歳児を見下ろすと、言い放った。

「そんなに首振ったら、あんたの頭がゴロンっと取れて、コロコロ転がってどっか行ってしまうわっ!!!!!」

娘、茫然…。
多分、道路を転がっていく自分の頭を想像していたに違いない。

・・・なんて大人気ないばばあなんだ…(-_-;)
・・・そんな真顔で脅してどうする…(-_-;)
・・・で、その勝ち誇った顔って、どうよ?

こんな対戦がほぼ毎日。
目に入れても痛くないはずの孫とおばあちゃんの戦い。

娘を私より先に押し入れに入れたのも実母だった。
娘を私より先に外に放り出したのも実母だった。
娘を私より先にビンタしたのも実母だった。
くっそぉ~(-_-;)
これが嫁さんの子供なら絶対できないだろうに…(-_-;)

でも、娘は今でもおばあちゃんが大好き。
「くそばばあ」とか「妖怪」とか罵りながらも、事あるごとに会いに行く。
会えば会ったで、また戦っている。

・・・楽しそうだ…。

ま、全く遠慮なしの孫育てをしてもらった結果だわよね。
感謝しなくちゃね。

ちなみにこのばばあ、男子の孫はバットをぶん回しながら追いかけてるのよ…。
おっかないわよ…。
野蛮なマツコ・デラックスみたいじゃないの…。

そんな実母の孫育てに、文句を言わない弟嫁ちゃんには感謝だわぁ~

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