離乳食ストレス

昭和的子育て

子豚ちゃん達は、乳児検診のほかに栄養士さんの“離乳食指導”って受けたのかしら?
もしかして今はもうない…?

私がピチピチだった頃は必ず受けさせられたのよ。
真面目だったからちゃんと行ったしね。

忘れもしない、栄養士さんの冗談のような言葉。
「離乳食の前に。みなさん自分の母乳を味見してみたことありますか?」

・・・はい?(-_-;)

「お母さんが食べたもので母乳の味が変わるんですよ。さ、自分の母乳を味見してみましょう!」

・・・自分の乳を?(-_-;)
・・・口が乳首に届かないわ…。あ、指につけるのね…。
・・・でも人間の乳よ?例え自分のでも嫌だわ(-_-;)

どうしても無理だった私は、周りのお母さん達に合わせて「甘~い!」とかなんとか、適当にキャッキャキャッキャとやり過ごした…。

さていよいよ本題の離乳食の指導が始まる段になって、栄養士さんが貼りだしたメニューを見ておったまげ(;゚Д゚)

“りんごと納豆の和え物”

・・・えー!(;゚Д゚)納豆もりんごも大好きだけど、なにゆえ混ぜる!?
・・・どうせこれも最後に試食でしょ!?
無理無理無理無理無理無理無理ー!!!!!!

断っておきますけど、私は好き嫌いはほぼありません。
ただこの日、偶然にも、自分の乳、そしてりんごと納豆を混ぜたやつ、という強者が現れただけで…。
この試食もどうにかやり過ごしたんだけど、実際に娘のために作ることは一度もなかったわ。

文句ばっかり言ってるみたいだけど、こんな私も一応『育児書』に洗脳されて頑張って作ってたのよ?
砂糖や塩は絶対ダメ。大人の食べ物は絶対ダメ。口移しなんてとんでもない。温度はどれくらいで量はこれくらいで…。
書いてあるとおりにしないと娘が死んでしまう、くらいの思い込みでやってました。
職場復帰してからは、実家に娘と手作り離乳食を預け、量や温度を母にしっかり指示して出勤する日々。

そんなある日のこと。
仕事が終わり、いつもどおり急いで娘を迎えに。
「ただいまあぁぁぁぁ♡♡♡ ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅ、ち…。」

・・・んー?(-_-;)
・・・んんんんんーーーーー?(-_-;)

ふんわり赤ちゃん特有の匂いがするはずの娘が、イカ臭い…(-_-;)
念のため、もう一度クンクン…。
やっぱりイカ臭い。
しかも、ただのイカじゃない。
この匂いは、スルメだー(;゚Д゚)

「な、な、な、なんでスルメの匂いがするのおー!?」
半ばパニック状態で母に詰め寄る私。
すると母の後ろから、スルメを持った私のおじいちゃん(80オーバー)登場。

「要るって言うからやったよ。」

・・・嘘つけぇー!

と思いはしたものの、相手がおじいちゃんでは文句のつけようがなく…。
でも、確かに嬉しそうにスルメに吸い付いている娘。

「昔からこうやって育てたもんだ。」とおじいちゃん。

この時、突然気がついた。
確かに、今までスルメを食べて死んだ赤ちゃんがいるか?
きっちり計って作った離乳食を食べさせた子供は絶対元気に育つか?
育児書や栄養士さんの言葉を鵜呑みにして、精神をすり減らしてピリピリイライラして作った離乳食に価値はあるのか?

そして、悟った。

話半分。腹八分目。

育児書や栄養士さんのお話が正しいことはよく分かる。
でも、その通りにやらなくても、子供は死なない。
だから、栄養士さんごめんなさい。
あなた方のお話は、知識として半分だけ頭に置いておきます。

というわけで、離乳食の呪縛から解き放たれた私は、心がものすごく軽くなったのです。
「ああじゃなきゃダメ、こうじゃなきゃダメ。」
ではなくて、
「あれでも良い、これでも良い。」

離乳食の量や温度より、ゆったりしたお母さんの心構えの方が、よっぽど子供のためだと思うわ。

 

なるようになるのよ~



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